統計学から見たソープランドの強み
5年ほど前の調査にはなりますが、とある統計によると東京都・吉原のソープランドを利用する男性客のコア層は45~55才であり、神奈川県・堀之内では40~50歳であるという調査報告があります。
かたや最大手の「デリヘル情報誌」の読者は、30~40歳の男性だというアンケート結果があります。
比較対象者が同一ではないので、単純に比較をするのは難しいのですが、年齢が高くなるにつれてソープランドの利用者が増えるというのは、あながち分からなくもないのではないでしょうか。
ソープランドで遊ぶには、何万円もの入浴料+サービス料を支払わなければならないので、お金に余裕のある人でなければソープ遊びが縁遠いというのは想像しやすいと思います。
年齢を重ねて、金銭的にも精神的にも余裕のあるお客様が常連客として多く連ねることで、優しいお客様と「ゆっくり」「じっくり」信頼関係を築いていけることこそが、ソープランドの強みではないかと考えています。
ぽっちゃりやデブの風俗嬢は客の年齢層が高いお店で働くべき
反対に、比較的お金に余裕の無い若い男性は、手軽に安価で遊べる風俗であるデリヘルやピンサロに足が向くのも理解できます。
若さゆえに有り余る「性欲」のはけ口として風俗を利用するのであれば、安さは何よりも重要な判断基準になるでしょう。
しかし、若者をメインターゲットにしてしまうと、気楽に安価で遊べるがゆえに、フリー客の割合が高くなり、なかなか常連客へと育てづらいという側面があることを経営者は理解しておかなければなりません。
さらに、私の経験則から言えば、若者とぽっちゃり風俗嬢の相性は最悪です。
若い頃というのは、自分の中に明確な価値基準が無い為、他者や世間の意見に左右されがちです。
そして、本来は比較されるべきものではないのですが、ぽっちゃりやデブの女性が、痩せている女性よりも劣った存在であるという認識が一般的になっていることは否定できません。
人は、価値の低いものは大切に扱わないので対応が雑になりますし、年齢が低ければ低いほど対応方法も直接的になります。
小さい子供を見ていて、無邪気な残酷性を目撃したことがある人も多いのではないでしょうか。
だからこそ私は、デブやぽっちゃりのような「一般論として劣った特徴」を持つ風俗嬢は、お客様の年齢層が高いお店で働くことを強く薦めます。
そのお店がなにもソープランドである必要はありません。
あくまでもソープランドのお客様の年齢層が高い傾向にあるということに過ぎないのです。
ソープランドの浴室が豪華な理由
ある程度の年齢になった男性は、性風俗に何を求めると思いますか。
生物学的に、加齢により性欲が失われていくことは証明されています。
その為、男性が一定の年齢以上になると、性行為に対する目的が変わってくるのです。
それは「癒し」や「ステータス」です。
歳を重ねて性欲が落ちていったとしても、パートナーと過ごす時間により精神的に癒されることに変わりはありません。
さらに、歳を取ったからこそ「まだまだ現役なんだ」と意気込む人もいるでしょう。
そんな「自分だけの特別な時間」の為に、風俗を利用する人も少なくないのです。
ソープランドが優れているのはまさにこの点にあり、「自分だけ」の演出に尽きます。
まず浴室が個室であることが挙げられます。
閉鎖的な空間である浴室に加えて、内装もホテルなどの無機質な一室とは異なります。
ホテルのユニットバスには、隣に便器がありますよね。
それでは日常の延長であり、決して雰囲気があるとは言えません。
しかし、ソープランドの浴室をご覧になられたことはありますか?
多くの浴室が「特別な場所」であるよう趣向を凝らしおり、その違いは一目瞭然です。
高級店にもなれば、まるで中国やヨーロッパの王室であるのかと見間違えるような、高級な内装のお店もあり、私も若い頃に初めて利用した際は度肝を抜かれたものです。
このような演出も、お客様のニーズに合わせて満足感を得られる為に設けられているんですよ。